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2007年5月28日

高齢猫の便秘。療法食”可溶性繊維”か、スッキリン(ペースト)、緊急時には 浣腸。動物病院に頼ると、やっかいなことになることも。うんち が出なくて苦しむのは、お気の毒。

■長文を読むのが面倒、という方は、お引き取り下さい。

ペットの健康について考える資格はないと思います。

■このちょっと下、■■1・・・というように番号をふって、便秘解消の具体的な方法を6種類書きます。
そのうち「常備したいのは、3と4」です。

さらにそのあと、”浣腸”の方法を説明します。

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まず、猫がなぜ便秘になるか、理解することです。

(腸の中に腫瘍があるなどの、特殊ケースは省きます。そういうこともあります)

また、便秘と心臓の機能には密接な関係があるということを理解して下さい。
つまり、猫が高齢になって心臓が弱れば、便秘になることが多いです。そして、排便のとき、心臓に負担がかかって、吐くことが多いです。

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私は何匹かの猫を、ひじょうに高齢になるまで飼っていました。まあ、猫が20歳前後までです。
その過程で、何度も、猫の便秘に直面しました。

さて、野生動物が便秘で苦労することは、滅多なことではありません。
なぜかというと、便をするのに時間をかけていたら、ほかの動物に襲われてしまうからです。
”飼い猫”が便秘になってしまう原因を考えるとき、そのことを、飼い主は頭に入れておく必要があります。

どういうことかというと、便秘になる原因は、動物側にあるのではなく、飼い主にあること(そもそもペット化することが原因)がほとんどです。


●これを知ると役立ちます。
そもそも、猫が野生であれば、どんなときに便をするのでしょうか?


私は、過去に、自分の飼い猫を屋外に出していたことがあり、猫の本能的な習性を見る機会が多くありました。

○ 鳥(スズメ)やネズミなどを、猫が噛み殺したあと、場合によってはちょっと食べたあとに、すぐ草むらで便をしました。食べることと、出すこと、が、自然の法則どおりに、つまり、本能に沿っておこなわれるものと思います。
また、他の生き物を殺すという野生としての興奮が、便意につながるものと思われます。

○ 猫本来の食べ物は、鳥やネズミといった、陸の小動物です飼い主は徹底的に、これを知るべきです。(つまり、人工的なフードでないものが、猫本来の食べ物です)。
これに対し、ドライフードを水でふやかした状態をみてください。自然界の食事と全く違うものですね。

市販されているペットフードは、「流通や保管の便宜性、メーカーの利益追求のために、人間が開発したもの」であり、猫の本来の食べ物とはまーったく違います。これを、よく自覚すべきです。
動物病院やペットフードメーカーは「商売」ですから、ペットフード(だけ)でいい、というのです。よくない、と言ったら、彼らは生活していけません。
だから、そんなことをまにうけてはいけません。それを真に受けるというのは、飼い主の”動物としての本能”がマヒしているのです。飼い主の心のマヒが、猫の健康にあらわれるのです。

↑ここまでの話は、猫の便秘の原因を考える上で、非常に大切です。
これを理解しないと、便秘の原因もなにも理解できません。多くの場合、猫に問題があるのではなく、自然と共生して生きることを忘れた人間に問題があるのです。


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ところが・・・猫が高齢になると、以上のようなフードの問題とは関係なくても、便が出にくく(出しにくく)なりますし、出そうとすると、心臓に負担がかかり、嘔吐が伴ったり、倒れてしまう猫もいます。猫なのに(犬とは違うのに)、口をあけて舌を出し、ハアハアしてしまう猫もいます。
これは重症です。私の高齢の飼い猫はそうなりました。心臓に負担がかかるのです。

そのように、排便と心臓の関係は、とても深いものです。そうはいっても、歳をとってくれば、このようなことも”死へ向かうプロセス”ですので、あって当たり前です。
・・・そうして徐々に、死に近づくことになります。これは、生き物の当たり前(自然)の状態です。いずれ死ぬんだから、ああ、そうなるんだなと思って受け止めればいいことでもあります。

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だけども・・・、そこまで齢(とし)をとってない飼い猫の、便秘解決法は?
それが問題ですね!
いくつかあります。


■■1

「じゅうぶんな運動(駆け回る遊び)をさせること。本来、駆け回るスペースもないような住居でペットを飼ってはいけないのですが、そのような環境下でも、”激しく”遊ばせてあげること、です。
運動をしないと、腸の中の便は、居座ったまま、動きません。それが固くなって便秘になります。
狭いスペースで猫を飼ったり、運動をさせない、遊んであげない飼い主は、反省すべきです。
私の飼い猫は、室内で激しく遊ばせている途中、トイレに駆け込んで便をするのが日課です。

■■2
ふだんの食べ物は、リアルフードを心がける。そうでなくても、せめて缶詰、ウエットフードを多めに。
味つけされてない新鮮な鶏肉を生(なま)で、またはゆでて、魚やカマボコ、にぼしなど・・・いろいろなものが考えられます。人間用ので品質のいいものなら、猫が食べなかったら、人間が食べられます。
私宅の20歳くらいまで生きた猫たちは、生の小アジ、生のトリ肉、かつおのなまりぶし(新鮮なものは赤っぽいです)、”イカそうめん(さしみ)”を少しづつチンしたり、ゆでて・・・などを、ばくばく食べました。それで、病気ひとつせず、元気でした。
ただ、煮干ひとつとっても、ブランドにより食欲が変わります。
イカそうめんは、お刺身売り場に売ってますね。腐ったニオイのしない新鮮なものを買って、5,6本づつラップで包んで冷凍しておくと便利。
「猫にイカを与えてはいけない」という人もいます。しかしそのような人は、自分が何年も与えて結果をみた(実践した)経験もないのに、もっともらしく言うものです。また、飼い猫を何匹も20歳前後まで病気させずに生きさせたこともないのに、口先でそう言う、無責任な人です。
私は、じっさいにやった(何年も)ことのある人間です。
もしリアルフードを食べなくても、ドライフードではなくて缶詰(ウェットフード)を与えるべきでしょう。
ペットフードの、ああいうのとこういうのを食べさせなさい、などという病院の言うことは無視していいと思います。彼らは、自分が商売人であることを前提に、もっともらしいことを言っているだけです。
猫オーナーさんが自分の頭を使い、猫(科)という生き物が自然の中で生活していたら、いったい何を食べるかを、きちんと考えるべきです。

■■3・・・常備おすすめ。

便秘対策フードで、効くのは↓これくらいです。


似た名前のがありますので、買うときに間違わないようにして下さい。
また、この製品を買うとしても、最初は、少ない量の500g袋にしてはどうでしょう。安いですし。
なにがなんでも、与えるものはこれだけ、とがんばる必要はありません。
それでは”新手の虐待”になるかも。

与え方は、好みのフードに、1日何度かにわけて混ぜたり、あるいは、この製品を何粒かスリ鉢ですってパウダー状にしておいた上で、ウエットフードに混ぜ込むとよいと思います。
私は、一回に10~15粒をスリ鉢ですって、少しづつ、好みのウェットフードに混ぜることがあります。これを1日に2,3回。
で、3日前後与えると便の状態が変わることに気づくでしょう。便が棒みたいになって、つながって出ます。
その後も、猫がいやがらない程度の量を継続的に与えることです。


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上以外にも、以下のような、まじめに作ってある便通・毛玉商品を常用することをおすすめします。それだけで食べない場合、ほかのフードに日常的にまぜたり、くだいて混ぜたりすれば、むだになりません。私もそうしてます。
なお、ほかの安い品で「毛玉対応」と書いてあるものは、まず(まったく)ききません。あれはもう、問題だと思っています。
だって、考えてもみて下さい。
ひと袋500円くらいの大袋があったとします。流通の過程で最低3回くらいは移動(運送)させているでしょうから、送料が3回分かかっているはずです。それに、メーカー側、問屋側、ショップ側の利益も入っています。とすると、ひと袋の原材料は、50円くらいかもしれないんですよ!!この価格でまともなフードが作れると思いますか? ちょっと考えれば、わかるはずです。

■アイムス (IAMS) キャット インドア毛玉ケア
アマゾンではこちら
何種類かあり嗜好性には差があります。劣化しないように、とうぶん使うぶんだけ小ビンなどに移し変え、これだけで食べない場合、もったいないですから、他のドライフードにまぜたり、つぶして他のフードに混ぜ込んでお使い下さい。

■サイエンスダイエット 健康ガード 便通・毛玉
アマゾンではこちら
粒は大きめです。何種類かあり嗜好性には差があります。劣化しないように、とうぶん使うぶんだけ小ビンなどに移し変え、これだけで食べない場合、もったいないですから、他のドライフードにまぜたり、つぶして他のフードに混ぜ込んでお使い下さい。

■サイエンスダイエット ヘアボールコントロール
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粒は大きめです。何種類かあり嗜好性には差があります。劣化しないように、とうぶん使うぶんだけ小ビンなどに移し変え、これだけで食べない場合、もったいないですから、他のドライフードにまぜたり、つぶして他のフードに混ぜ込んでお使い下さい。

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■■4・・・常備おすすめ。

毛玉排泄を目的とした”ペースト
”ですが、排便を一時的に強く促します。
毎日与えるのではなく、ときどき与えます。

一時的に便を軟便にして、胃や腸内の毛玉を出すはたらきがあります。

長持ちしそうな印象はありますが、いったんフタをあけると、夏場などは変質してカビくさくなることがあるので、安心は禁物です。夏の前後は、買い替えましょう。


効果はあるのですが・・・、飼い主がこのペーストに頼ってしまって、エサや運動について、よけい怠慢になることが考えられるので、安易に頼らないで下さい。しかも、ひんぱんにこのようなペーストを与えるとしたら、それ自体、また問題です。下痢症になります。
私自身は、”緊急時”にのみ
与えています。効果が出るには丸1、2日かかります。

ひどい便秘の猫であっても、食事と食事のあいだに、2,3センチの、この種のペーストを2日くらい与えると、多量の便が出るものです(ただし、効果が出たあとはしばらくやめ、この上のようなフードで対応すべきでしょう)。
このペーストを与える時間のタイミングや量も、猫によって違います。猫に”浣腸”をしたくない人、うまくできない人は、こういったペーストを使いましょう。

この、毛玉排泄用ペーストでおすすめなのは、いまは、国産のスッキリンアマゾンページ楽天ページです。輸入品もありましたが、成分表示に不明瞭な点があるせいか、店頭でみつからなくなりつつあります。

上に書いた”スッキリン”は日本の会社が製造元なので、輸入品より安心かもしれない、というのはあります。

■■5
いわゆる”猫草”を与える。

↑これで、胃腸はととのいません!! いいかげんな情報をうのみにするのはやめましょう。「猫草」として売っているものは、効果があやしいです。
ただし、”細い(太いと胃腸が傷つきますので)イネ科の草”を与えれば、便と便が”草でつながって連続して出てくる”という効果はあります。これも決して悪くはありません。


猫草が、どのように猫によいのか、きちんとした発言をした人(雑誌)に出会ったことがありません。”整腸に良い”という、ばくぜんとした効能が、ただの”コピペ”方式で伝わっているだけ。
猫草が「整腸」のためによかったという結果を、どなたか確認した人はいますか?
そもそも、整腸、って、具体的にどういうことなんですか?
どういう実験をして、確認しました?
そこの編集者、ブログ制作者、言ってみいや!?
・・・・応えられる人は、おそらくいないでしょうね・・・!ほとんどの人が・・・いいかげんな風説に振り回されているだけなのです。

先にも書いたように、猫草は、「便(のカタマリ)を何個か”つなげて、ぞろぞろと”出す効果」があります。便どうしの中心を、猫草が連結し、つなげて出してくれるのです。面白いですよ、実際に見てみると。
粒としてコロコロつながっている場合と、長くつながって(まとまって)いる場合があります。

屋外でイネ科の草を入手できない場合は、売られている猫草の種類を自分で検証しながら、データをとりながら、効能のある草をきちんと見分けるようにしましょう。



■■6
猫の排泄本能を刺激するトイレ用の砂は、”(川)砂”
ペットショップで売っているトイレ砂ではなく、園芸売り場にある”自然の砂”です。
しかし、そのまま使うと、後始末が大変です。むずかしいです。
どういう容器でどこに置くかは、ご自分の生活環境と相談して下さい。

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下の写真は、”出ない”ために、疲れてしゃがみこんでしまった、私宅の21歳の猫(故)です。ほんとにかわいそうでした。
このように高齢になりますと、便秘に対してはいろんな方法がだめで、緊急時には浣腸が良いと思われます。
Kyon1stamp←生活舎、と書いてあるのは、このブログの以前の名称です。


■浣腸で、えいやっ! 猫が倒れてハアハアいっているような緊急時は、こ、これです!

私宅の猫も、高齢になるに従って、トイレで便を出そうとして、いきんで、いきんで、それでも出なくて、トイレから出てきてフラフラと歩き、ばったり倒れるようになりました。
心臓に負担がかかるからです。
お腹が波打って、舌を出し、息もハアハアするようになりました。もう命が危険です。
・・・というか、こういう経過をたどって、生きものは死に近づくので、当たり前といえば当たり前のことなのですが。


そして、猫は気分が悪くなって・・・、吐きます。これをくり返します。
私は、そのあとから追っかけては、床を拭く日々でした。これが、3匹いましたから、たいへんのなんのって。猫より私のほうが倒れそうでした。

動物が自然界で生活していたら、本来、便秘が続くようになれば命の限界です。
つまり、死ぬ時期なのです。出るものが出なかったら、気分悪くて、入る(食べる)ものも入らなくなる。その結果、死ぬ。というのが、生き物の宿命なのです。
本来、これでいいのです。これが自然の法則です。永遠に生きているものなど、この世にいません。
飼い主も、それでよしとすべきなのです。出ない便は出してあげずに、”他界”してもらったところで、それはそれでいいわけです。

そういう視点は、必要です。

ほんとはそうなんですが・・・、

まあ、何十年と家族のように可愛がってきた猫が、”便がでなくて、いきんで、倒れて、吐くのをしょっちゅう見せられた日”には、どうにかしたくなるのも人情。

というわけで・・・、私はある機会に、猫たちに浣腸をしはじめました。
「浣腸」というのは、人間の赤ちゃんにもするし、老人にもするくらいですから、猫にしちゃいけないという理由は、ま~~~ったくありません。ただ、”浣腸の基本”をわきまえれば、です。
もし、動物病院で、”家でやっちゃいけない”と言うところがあったとしても、それをやられたら病院の収入につながらないから、という、そんな理由でしょう。動物のためを考えるのなら、「うまくできるのなら、やってあげてください」と言うべきです。
動物病院が、便秘の解消のために”腸の洗浄を”などといったら、ひどい動物病院だと疑うべきでしょう。だって、人間が便秘になったら腸内洗浄をしますか?それを考えれば、安易な(カネ目当ての)病院だということに、気づくはずですよ、ばかでなければ。


さて、猫の浣腸の方法を説明します。

最初に書いておきますが、
便意をもよおしたとき、あるいは出なかったその直後でないと、浣腸はききません。
なぜかというと、便が直腸に降りてきていないからです。
便が直腸(肛門ちかく)にないときに何度やっても、だめです!
猫に負担がかかるだけです。

Kyon2stamp←生活舎とあるのは、このブログの以前の名称です。



■まず、浣腸(器)を買ってきます。
薬局に行って、イチジク浣腸ありますか?と聞きます。大中小(30g/20g/10g)があるかもしれませんので、中(20g)がよいと思います。そのとき、ちょっと恥ずかしいので、「子供用に買ってきて、って頼まれたので・・・」とか、なんとか・・・てきとーに、ですね。
とても安いですよ。

あとは、ネットショップでイチジク浣腸20gx3個くらいを買うか、ですね。一度に3個くらい買っておいて、洗って使えば、何年ももちます。
あと、良質のオリーブオイルの小瓶を買ってきてください。それと、ティッシュくらいでしょうか、用意するものは。
一般のサラダオイルが猫の肛門につくと、すごくいやがることがあるので、オリーブオイルですとわりと大丈夫です。

■買った浣腸器の中に薬液が入っていますが、それは出して(捨てて)しまいましょう。人間用ですから。
使う時点になって、浣腸器で水道水を吸い込めば、何度でも利用できます。
■水のほかに、せっけん類やら何やらは、ぜったい入れてはいけません。なぜかというと、肛門付近は直腸、大腸、小腸と、つながっているので、浣腸水の中に入れた”成分”が、時間をかけて体の奥まで到達しますので、人工的なもの、特殊なものは入れてはいけません。

■さて、いつ浣腸をするか、という、そのタイミングが、すごく大切です。
これを誤ると、何の意味もありません。

便がすでに直腸(肛門近く)の位置にあるときだけに限られます。
それより奥(大腸や小腸)にある時点では、何度浣腸をしても全く無駄です。猫の負担になるだけです。
では、便が直腸にあることが、どうしてわかるか、ということになります。
それは、猫が便意を感じてトイレでふんばって、出なくて戻ってきたその瞬間(すぐ)が、確実に、浣腸するときです。

もっとも、そのときになって、あわてて浣腸器だのオリーブオイルを用意するようでは、まったくまにあいません。本気で猫のことを考えているなら、日ごろからすぐ手にとれる場所に用意しておいて、”まさにその瞬間”を狙いましょう。

・・・実際の手順です・・・

猫がトイレに向かったら・・・
★すぐ小皿などに、オリーブオイルを2,3滴入れます。
★浣腸器の中に、水道水を、8分目くらい吸い込みます。
★ティッシュに、小皿のオリーブオイルをビタビタにつけておきます。
★ふんばったのにウンチが出なかった猫が戻ってきたら、即つかまえて、場合よっては横たわらせ、シッポを手で上に持ち上げて、肛門にオリーブオイルのついたティッシュをビタピタつけます。これがコツ。(でないと、浣腸器がするっと肛門に入らないため)。
★浣腸器をすばやく手にとり、片手で猫の頭をなでたりし、話しかけたりして、ごまかしつつ(横に寝かせてもよい)、もう片手で浣腸器を素早くでも注意深く肛門に押し込んで、入ったら即、プシュッと押し、中の水を肛門内に入れます。水はたっぷり、ですよ。ちょっとだけではいけません。
このあと、肛門から水がダラダラと出てこないことが大切です。ティッシュやトイレットペーパーで肛門をおさえて、しばらく、もれを防ぎます。

この作業になったら、猫は四つ足で立たせたままでもいいですし、横に寝かして頭など撫でて、ごまかしながらでも、いいです。(こういうことも、慣れです。私は3匹に対して3年間くらいやり続けましたから)。

このあと、できれば猫あおむけにしてだっこして、”猫をシェイク”したりして・・・。飼い主のやった行為を・・・ごまかしましょう。^^; ごきげんをとっておきませんと・・・次が。

しばらく猫の様子をみています。と、時間の差はありますが、トコトコとトイレに駆け込んで、こんどはスルッと「出す」ことが多いです。ただ、場合によっては浣腸が2回必用なことも。
それで出なければ、便が直腸(肛門近く)の位置にないので、何度やっても、もう無駄です。

猫は”なんとなく気になって”トイレに行っただけだったかもしれません。

★浣腸のかいあって、無事に排便したら、またたいへん・・・な場合があります。

オシリのまわりが浣腸の水で汚れているので、大急ぎでトイレットペーパーをちぎって、ふきます。トイレットペーパーであれば、使用後、人間のトイレに流せます。
猫は、そのあと、オシリをなめるかもしれません。肛門についたオイルが気になるのです
ふつうの食用オイルの味は、猫は嫌いなようで、いや~な顔をします。オリーブオイルのほうがいいようです。

とにかく、浣腸のコツは、猫がいやがらないように、ごまかし、騙しながらやる、ということです。
私なんか、とてもスマートに(^_^)、猫本人も気づかないくらいくらい、うまくやったもんですわ。熟練してますからね。(こんなことに熟練してどうする・・・)

・・・・・・・・・

便秘が慢性的になって、猫がいきむ、ということを何度もくり返してしまいますと、浣腸ができない体になることがありますので、注意が必要です。
それは、★肛門付近の皮膚が、体の外側に、ひっくり返るようになってとび出してくるからです。そして、それが定着します。こうなるともう、肛門が飛び出した形状になるので、最終手段である浣腸もできません。そうなったらおしまいです。上に書いたスッキリンか専用フードという、初心にまた戻ります。
・・・・・・・・・・・・・

大切なことを書きます。

ペットの具合が悪いときに動物病院に頼るのは・・・、日本以外の国では当たり前ではありません! 
この事実を、よくよく頭にいれる必要があります。


アメリカほか、広い大陸に住む人など、ヘリコプターに乗ってでも行かなければ、動物病院なんてところに行けません。そこで、できることは、飼い主がやるわけです。
ペットに何かあったら、バスケットに入れて動物病院に連れていくのが、いいことであり、いいペットオーナーであり、当たり前、などとは決して考えないでください。
逆に、”能のない”ペットオーナーほど、そういう行動に出る、といえます。


・・・・・・・・・・・・・・・・

■次に、問題のある便秘治療について書きます。

私の母が飼っている猫が、高齢で強度の便秘だったので、動物病院に連れていったら、”腸内洗浄”というのをされたそうです。
で、その腸内洗浄で、便は出たのですが(当たり前です。体内を洗ったんですからね!)、さて、その後どうする? となったわけです。
そしたら医者は、「毎回連れてきてください」と涼しい顔でいったそうです。
バカッ!
大バカッ!

医者というのは、すごいですね、あきれるほど。


2,3日に一度、便を出すために動物病院に猫の腸内を洗いに行くなんて、異常ですよ。
そんなことしたら、便どころか、体内の有用細菌も死ぬでしょう。
猫のプライドもストレスも、かなりなものでしょう! 生きてる意味、あるのか?
動物病院って、なんてことを言うところだろう!

こういうあきれた話は、ほかにもあります。

別の知人の話ですが、そこのお宅の猫がやはり便秘で、東京郊外の、わりと有名な動物病院に連れていきましたら、「腸を短くすれば、改善しますよ」といわれて、直腸?だったかを少々切って短くしたそうです。
そんなことを病院にやらせた、飼い主も飼い主です! ばか飼い主です。とてつもなく。人間が便秘になったら、直腸切断をやりますか!!
でも、飼い主は70歳すぎの高齢者でした。あえて高齢者を狙っての過剰医療行為ということでしょうか。猫こそ、かわいそうです。
その後、その猫は、”便をたれ流す”ようになってしまった、とのこと! あまりにひどい! 便が素通りして、出てきてしまうわけです。ちょっと考えれば、そうなるのは当たり前なのに。
その医者もそこそこ肩書きのある獣医師だから、こまったもんだ。

ばかな飼い主が、悪質な病院を、治療を、継続させています・・・。

ばか飼い主と利益目的の獣医による動物虐待でしょうね!

物理的に、”目先の便”が出さえすればいいと思っている動物病院(獣医)には、あきれます。
「出しましたから、お金ください」って感覚なのでしょう。
‘次もまたどうぞ”、なんでしょうね。


以前、私の知人(というか友人の)獣医師の言った言葉が忘れられません。

「依存心の強い女の飼い主が多いから、我々はやっていける(経営が成り立つ)んですよ。お金を落としてくれるのは、そういう人たちなんです」

けっきょく、猫の病気といっても、掘り下げて考えていくと、根本的には、飼い主の頭の悪さや、依存性の強さや、野生の本能への理解のなさ、病院盲信、ペットへの真の愛情のなさ、などがからんでくるわけで・・・、”病根は深い”と、思わざるをえません。

猫じゃなくて、”飼い主の病気”、のことですよ!

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Honma

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